遊びは子どもの感性を磨く源

育脳と聞くと、勉強をイメージする親御さんは多いと思います。2～3歳のお子様に早い段階で勉強をさせたいと考える方もいると思いますが、無理に勉強させてしまうと、小学校・中学校へ上がった時に勉強嫌いになってしまう可能性も考えられます。

育脳といっても小さい頃からスタートさせるなら、楽しく学べるような工夫をしましょう。大人から見るとただの遊びでも、子供たちにとっては多くのことを学んでいます。

同じ玩具を持たせても年齢によって遊び方に違いが出ます。それは、成長と共にお子様の想像力が発達しているという証拠です。

どのようにしたら楽しく遊べるのかを子供なりに考えています。最初から大人がルールを教えるのではなく、実際に手に取らせて好きなように遊ばせてあげましょう。

子供は大人が思いつかないような遊びを次々に展開させ、新しい発見をしていくものです。子供の想像力を豊かにするためにも、様々な遊びにトライさせるといいでしょう。

子供は、遊びの中で様々な体験をし、その体験から必ず何か感じるものがあります。遊びの中で感じたことを体で表現することで、行動力に繋がります。

遊びの中でどのようにしたら楽しめるかということを自然と感じ、試行錯誤して楽しみ方を見つけていくその過程がすごく大切です。

大人がやり方を教えるだけでは、行動力は身につきません。自分で考えさせることに意味がありますので、「次はどうしたらいい？」「他にどんな方法がある？」などの声かけをし、遊びの中からヒントを見つけて行動に移せるようサポートしましょう。

遊びの中で様々な知識が身につきます。言葉や数字、物の名称など、大人が教えなくても子供は遊びの中で自然と覚えるものです。

例えば、日本の地理名称のカルタであれば、地名や地形を覚えていきます。小学生くらいになれば、歴史上の人物を覚えなければいけませんが、教科書を見て覚えるよりもカルタで楽しく覚える方が頭に入りやすくなります。

子供が遊びを通して学ぶことはたくさんありますが、知育玩具で遊ぶことの良さは、遊びの中でいわゆる勉強につながる能力をつけることができる点です。「勉強」として取り組ませると苦痛ですぐ嫌になってしまう内容でも、「遊び」としてなら楽しく続けられるということがあるのです。

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